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薬膳~寒熱2~

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皆さま、ニンハオ!
続・薬膳です。

 今回はあなたが薬膳の中の寒熱(カンネツ)のどちらのタイプなのか、というお話しをさせて頂きます。
 さて早速ですが「寒」タイプの特長でござるよ。

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~寒~
・冷え性(手足、お腹などが冷たく感じる)
・寒がりで温かいところを好む
・熱い飲食物を好む(冷たいものが苦手)

・顔色が白い(青白い)、また唇や舌も白っぽくうすい

・ノドがかわきにくい
・小便の色が薄くて多量(水の過剰→体が冷えている)
・便が泥状または液体状をしている

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 続いて「熱」タイプの特長でござるよ。

~熱~
・暑がりで涼しいところを好む
・肌を触ると温かく感じる(ほてり)
・冷たい飲食物を好む
・排泄時に熱感を伴う

・顔色が赤い(唇、舌なども赤い)
・目の充血

・口やノドがかわく(熱の過剰によって)
・水分をたくさん取る
・便秘(または大便が硬い)
・尿の色が濃い黄色で量が少ない
・大・小便の臭いが強い

・落ち着きがなく不安になりやすい

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 いかがでしょうか。寒か熱かのタイプがはっきりと出た方もいれば、どちらのタイプにも当てはまる方もいたのではないでしょうか。
 寒と熱の両方が入り交じった方は、明らかにどちらか強いものがあればそちらのタイプになります。
 また寒とも熱ともどちらとも言い切れない方は、体のある部分が冷えていて、同時に別の部分が余計な熱を持っている可能性があるそうです。(そういった場合は体のどこかが弱っている場合もあります。)

 さて、ここで薬膳の出番あるよ。寒のタイプは暖まる食材を、熱のタイプは冷ます食材を中心に取るようにして下さい。そして、どちらにも当てはまる方は、温めも冷やしもしない「平」の食材を中心に取るようにして下さい。平の食材はどちらにも偏らない無難な食材と言えるでしょう。また、冷やす食材も温める食材も平の食材を組み合わせることによって、その働き(冷やす力、温める力)を緩和することができます。ちなみに平の食材には、米、牛肉、キャベツ、人参、ジャガイモなどがあります。
 常食する米が平の食材というのにはビックリです。(さすがお米!)どうか、上手く組み合わせてみて下さいね。
 
 最後に、旬の食材について少し触れます。旬の食材はその気候と人に合ったものが多いです。つまり、熱い夏の旬の野菜は自然に体の熱を取るものが多く、寒い冬の旬の野菜は体を温める野菜が多いということです。食材を迷った時は旬の食材を使ってみてはいかがでしょうか。

それでは今回は以上になります。毎度ありがとうございました。

「雨の日の百合の花とそれを支える小花チャン」
ゆり

「茄子の紫の服をコンパクトに、クシャクシャに、イメチェン完了」
なすぷーん

「サウナでのぼせたイワシ風」
いわし

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