こんにちは!
ぼてちんスタッフです!
今回はイタリア料理の知恵というテーマです。
僕は一年ほどイタリアのウンブリア州という田舎町のレストランで働いたことがあります。
ローマやミラノといったような大都市ではなくオリーブと葡萄畑があたり一面に広がり自分の農家で家畜を飼いそこから自分達で生ハムやサラミ類を作る所があるような田舎でした。
イタリア料理の本来の姿はこのような場所にあると思います。
今、日本でイタリアンといえば華やかでオシャレで少し高価なイメージであると思いますが、たしかにそれも悪くないけれどもその形になる以前の形、華やかには盛らず採れたてものをできるだけのそのままの味で食べる。そこに少しのオリーブオイルと塩と酢があれば全てが完成してします。
そんな料理がイタリア料理だと思っています。
さて前置きが長くなりましたが、そんなイタリア料理をたったの一年でも真剣に見てきた僕がその知恵を使うところが夏野菜です。
夏野菜の本来の味をできるだけ引き出して、夏野菜と合わせて食べる。
例えばトマトのマリネ。
トマトを細かく切って塩をふりオリーブオイルをかけて少しのバジルとちょびーーーっとの焦がしニンニクで最高のハーモニーが生まれます。
なんや!
簡単やん!って思うかもしれませんが意外と難しい。
和食のように醤油やミソを入れない分、絶妙な塩加減でトマトの味をひきだし、これまた絶妙なオリーブオイル加減で油っぽくなくだもトマトのさんまと旨みを閉じ込めます。
そして、味を絞めてぼやかせない為に生ではなくいい感じに焦がしたニンニクをほりこみます。
これが完成したらあとは使い方無限大。
焼いたバケットにのせてもよし、細めのパスタに和えるもよし、僕のおすすめは焼いたナスかズッキーニかけて一緒にたべる!
最高ですよ。ふふ。
こんな感じでいろんな知識を使って表現したいと思います!
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